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イベント





みんな、おまたせ!
“RPGツクールGB”の講座第四回はイベント作成についてレクチャーするぞ。
今回はイベントの基本からスイッチの使い方まで
ボリューム感たっぷりの内容に仕上がっている。
さぁ、手元にゲームボーイと“RPGツクールGB”を用意だ!



1.イベントの基本
イベントとはゲームの中で起こる様々な出来事のことを指している。簡単に言えば、村の人が話す、家の中に入る、宝箱を開ける……ということだ。このイベントがたくさん集まってひとつのRPGを作っている。イベントの作り方をマスターするということは、RPG作りをマスターするということなのだ。

イベントには、大きく分けて2種類の設定項目がある。ひとつはイベントが開始するときの条件の設定、そしてもうひとつはイベントの中身にあたる何が起こるか?  という設定だ。

ではまず開始するときの条件の設定項目から説明しよう。


イベントページ、条件の説明



ページ:ひとつのイベントにそれぞれ異なる動作を設定することができる。この異なる動作をページと呼ぶ。“RPGツクールGB”では4つまで設定することができる。

のこり:イベントが設定できる残りの容量を示している。イベント命令が入っていない空のひとイベントひとつにつき、容量を13消費する。
スイッチ:イベントのページを切り替えるための条件のひとつ。1番から99番まで使える。

アイテム:自分が作ったアイテムも、スイッチのようにイベントの開始条件として使うことができる。

パーティー:自分が作成した主人公もスイッチのように使うことができる。

おかね:おかねもイベントのページ切り替えの条件として使える。設定したお金より多いお金を持っているとイベントが発生する。
グラフィック:イベントがゲームで表示されるときの絵。0番から70番まで選べる。

かいしタイプ:主人公がイベントに対してどういう行動をとったとき、イベントが発生するかという設定。全部で4種類ある。

イベント内容:ゲーム中、何が起こるかということを設定する。

  ひとつのイベントの中には、合計で4つの行動パターンを設定することができて、それらはページと呼ばれるもので管理されている。ページは左図のように重なってあるものと考えて欲しい。
  イベントに主人公キャラクターがふれて実行されるとき、一番上のページが必ず実行されるものである。では、ページ1の下にあるそれぞれ4つのページに設定した行動を行うためにはどうするのか?まずページ1に設定した行動を実行する場合は、ページ1にイベント内容を設定するだけでいい。ページ2、3、4に設定した行動を実行させたい場合は、イベントの開始条件(上の表のオレンジ色の部分)を設定しなければならない。それぞれのページに設定されいる開始条件が満たされたときのみ、そのページが一番上にきて、実行されることになる。
  このように、イベントのページは条件が満たされる満たされないという判断で、イベントの一番上の位置を入れ替わりを行っているのだ。
最後にイベントページの開始条件のルールを記す。君のイベント作成の参考にして欲しい。
:2ページ目以降に条件が設定されていないとき、条件が設定されているが満たされていないときは必ず1ページ目が実行される。
:各ページに同じ条件が設定されているときは、ページの数の大きいほうが優先して実行される。
:開始条件を複数設定したときには、その全ての条件が満たされたときに実行される。


イベント命令の編集


イベント命令一覧表はこちら
“RPGツクールGB”で使えるイベント命令は全部で60種類もあるぞ。
ただし、イベント命令は「ひとイベント」「ものイベント」よって、使えるイベント命令が限られているので気を付けよう。

←左の画面はイベント内容を設定するときのものである。
イベント命令はゲーム中、発生させたい順番に上から設定していかなければならない。左の画面のイベント命令をゲーム中で実行すると下に書いてあるようになる。

画面にメッセージが表示
効果音が鳴る

ゲームの進行が0.1秒止まる
パーティー全員のHPが1回復する
スイッチNo1がONになる


ブルーの文字の部分がゲーム画面で確認できるイベント命令である。緑色の部分「スイッチNo1がONになる」は、ゲームをプレイしている人にはわからない、作った本人のみ知っているイベント命令だ。このように、イベント命令には、ゲームをプレイしていてわかるものと、わからないものの2種類がある。これらを使い分けて、プレイしてくれる人がビックリするような面白いゲームを作ろう。


●スイッチを使ってみよう!

“RPGツクールGB”でゲームを作成しているときにでてくる「スイッチ」とはなにか?これはゲームの中に付ける目印のようなものである。スイッチはそれひとつでは役にたたず、イベントの開始条件の設定として使って、はじめて役にたつのである。

例えば、神父さんに話しかけたときに、1回目と2回目とではセリフが異なるようなイベント等でスイッチを使う。
イベント内容を詳しく説明すると、
1回目に神父さんに話しかけると、
「へいわに すごせたことを かんしゃしましょう……」
としゃべり、
2回目に話しかけたときは
「ゆうしゃなら さかばに いくと いっていましたよ」
と、しゃべるイベントだ。

このイベントを作成するためには、イベントの1ページ目に1回目に話しかけたときの神父さんのメッセージを入力し、2ページ目に2回目に話しかけたときに話す神父さんのメッセージを入力する。ポイントは1ページ目のイベント命令の最後に、スイッチ1をON(スイッチは何番でも良い)という命令を入れておき、2ページ目の開始条件にスイッチ1と設定しておくことだ。これで神父さんは1回目と2回目に話しかけたとき、それぞれ違うメッセージをしゃべるようになる。



参考例
アイテムも使える!

イベントの開始条件には、スイッチの他に、アイテムや主人公パーティーを設定できるぞ。例えば、左の画面では、「ロープ」というアイテムをもっているかいないかでイベントを分岐させている。

これは“リトルクエスト”の一場面である。ロープというアイテムを持っていないと、これ以上先のダンジョンに進めないようになっている。ロープを持っていないときには「ロープが必要だ」というメッセージを出し、ロープを持っているときには「ロープを使うか?」というメッセージがでる。このイベントは2ページで作られていて、開始条件にロープというアイテムを指定しているのだ。

詳しいイベント内容はこちら


−講義のまとめ−

イベント作りはゲームを作っていく上で一番大変で一番大事な作業だ。
おみせでアイテムを売るとか、敵と戦うなど、いろいろな演出を設定しなければならない。
小さなイベントがたくさん集まって、ひとつの大きなゲームとなるわけだから
どんなイベントも手を抜かないで作ることが重要だ。

今回の講義で説明したイベントの基本をよく読んで
面白いゲームを作ろう!

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