ゲーム表現の強化

キャラクタージェネレーターの強化

RPGツクールMZでは細かい改良が加わり、より多彩なゲーム表現ができるようになりました。
強化された各機能を解説していきます。

パーツを組み合わせ、キャラクターグラフィックを作成する「キャラクタージェネレーター」では、より色合いやパーツ調整による多彩なキャラクター作成が可能になりました。

カラーパレットの追加機能

各パーツの[色]を自由に追加できます。

RPGツクールMZがインストールされた場所の「generator」フォルダ内にある、以下の画像ファイルを拡張することで色の追加が可能です。

grad_common.png
grad_eyes.png
grad_hair.png
grad_skin.png

各画像ファイルの縦幅を増やし、グラデーション色の行を追加すると、キャラクタージェネレーターの[色]に反映されます。

オフセットによるパーツ調整

オフセット機能により、各パーツの位置を調整できます。

各矢印を選択すると、選択パーツのX軸・Y軸が一段階移動します。
画像を確認しながら作成していきましょう。

素材追加の簡略化

キャラクタージェネレーター用の素材命名ルールが変更され、ジェネレーター向けの素材の追加がより簡略的にできます。

デフォルトで搭載されている各パーツの素材は「**_*****_p01」となっていますが、「p**」の部分に任意の文字列を使用できるようになりました。
アンダースコア「_」で区切られた3番目の部分が「パターン名」として認識されます。

色々なキャラクターを作ってみよう

上記キャラクターをベースに、オフセット機能を使って色々な顔グラフィックを作成していきます。

[眉]を[X + 0 , Y - 5]に変更した画像

[眉]を[X + 0 , Y - 5]に変更しました。
目と眉の間が開いたことにより、目つきの鋭さを柔らかく見せることができます。

[目]を[X - 8 , Y + 4]、[眉]を[X - 7 , Y + 0]に設定した画像

[目]を[X - 8 , Y + 4]、[眉]を[X - 7 , Y + 0]設定しました。
視線をそらしているような画像に見せることができました。

同じパーツでも、位置を調整するだけでイメージが変化します。
表情だけでなく、兄弟のような類似性のあるキャラクターも作成できるでしょう。
様々なオリジナルキャラクターを作ってみましょう。