RPGツクールMZでは新機能追加や改良によって、純粋な制作環境の向上だけではなく、新しい表現の可能性や、ゲームを遊んでくれるプレイヤーにも手厚いゲームが制作できるようになりました。
主な特徴を5つの観点からご紹介します。
RPGツクールMVからMZへ制作環境の移行を支援する「コンバート」を始め、移動ルートのプレビュー追加やマップレイヤー表示など、制作時間の短縮や入力ミス防止に繋がる機能を追加し、よりゲーム制作に集中できるような環境を提示できるようになりました。
レイヤー別にマップ編集ができる機能が追加されました。
オートセーブ対応やゲームIDによるセーブデータ引き継ぎ、メニューUIの変更など、プレイヤーがより皆さんのゲームを楽しめるような改良が加わっています。
キーボードで遊ぶ昔ながらの自作ゲームプレイはもちろんのこと、ブラウザやタッチ操作を前提としたゲームの遊びやすさを向上し、より多彩な形態で遊びやすいゲームが制作できるようになりました。
メニュー画面を始め、タッチだけで操作しやすい構成や項目が増え、スマホやマウス主体でもより遊びやすくなりました。
ターン制バトルに加え、ゲージを満たしたアクターから順次行動できるタイムプログレス戦闘(TPB)が選択可能になりました。
リアルタイムの戦闘形式を自作ゲームに採用できます。
TPBでは今まで以上に敏捷性が高いアクターが戦闘のカギになるかも!? 行動入力から発動までに時間を要するスキルも作れます。
アニメーションエディタが大幅刷新され、リアリティのあるアニメーションをゲームに利用できるようになりました。
オリジナルキャラクターが制作できるキャラクター生成機能も、パーツごとに位置が調整できる機能が追加されています。
また、制御文字の追加や、直前の行動を活用できる変数オペランドの追加など、よりイメージしたゲームを表現できる手段も増えています。
新しい形式のアニメーションデータ素材・設定事例も多数収録しています。
この他にも解像度やフォントがエディタ内で設定できるなど、細かい改良が加わりました。
より初心者から上級者までゲーム制作が快適になる改良を加えています。
画面サイズやフォントといった上級者がこだわる箇所も、データベースから手軽に設定できます。