プラグインを作ってみる

素材として公開する際の注意

ゲーム作者として自分専用のプラグインを作るのではなく、プラグイン素材として公開することを考えているのなら、たくさんの人に使ってもらうための工夫が必要になります。

多言語対応

プラグインを公開すると様々な言語圏のユーザが使う可能性があります。
そこで、エディタの言語設定に応じたヘルプを作成することで、より幅広いユーザに使って貰える可能性が高まります。

言語ごとのヘルプを作成するには、ヘルプコメントの先頭に言語コードを付与します。
たとえば、日本語の場合は以下の通りです。

            /*:ja
* @target MZ
*/

もし言語コードと使う側のコードが一致するものがあれば、そのヘルプが使われます。
一致するものがなければ、以下のように言語コードが付いていないヘルプが使われます。

            /*:
* @target MZ
*/

ライセンスの設定

ライセンスとは、言わばプラグインの利用規約です
利用規約を自分で決めても構いませんが、商用利用やR18作品への利用など様々なケースを考慮する必要があるため、すでに普及しているライセンスを採用することで、他の言語圏のユーザも含めて誤解やトラブルを未然に防げます。
逆にライセンスや利用規約が一切ないプラグインは、利用者にとっては使うだけで著作権法に触れる可能性もあり、利用リスクが高くなってしまいます。

ライセンスによっては条文や条文へのリンクの明示や、著作権表記が必要になる場合があります。