プラグインを作ってみる

プラグインを作る前準備

この章では、前章で得たJavaScriptの知識を駆使して実際にプラグインを作成するための足がかりとなる情報を提供します。

エディタのインストール

プラグインは基本的にJavaScriptで記述します。
ファイルはテキスト形式なので普段使っているメモ帳やテキストエディタでも開発は可能ですが、JavaScriptの開発に特化した専用のエディタを用意することを推奨します。

専用エディタは、検索すると比較紹介の記事がたくさん出てくるので、好みに合ったエディタを選びましょう。
記事は公開時期が新しいものが望ましいです。
専用エディタには以下のような特徴があります。

コード補完(コードを途中まで書いたとき、続く記述を予測して提示します)
静的解析による警告表示(コンパイル、実行エラーになる可能性のある記述を事前に警告します)
フォーマッタ(インデント等を事前に設定したルールに従って自動整形します)
デバッグ(スクリプト実行を途中で止めて、変数を確認したり1行ずつ実行したりする)

プラグインの制作は複雑で繊細な作業ですが、これらエディタの機能を活用することで楽に効率的に進められます。

ファイルの作成

すでにプラグインを使ったことがあれば分かると思いますが、プラグインファイルはプロジェクトフォルダの『js/plugins』に配置します。
新規でjsファイルを作成しましょう。