RPG TKOOL MZ HELP

資料集

素材規格

RPGツクールMZでは、画像やオーディオなどあらゆる素材にオリジナルのファイルを使用することができます。
該当のフォルダに素材ファイルをコピーすることで、エディターから選択できるようになります。

画像素材

すべてPNGファイルで用意します。

タイルセット詳細

タイル1個あたりは48×48で、これらを以下の規則に従ってA~Eの5種類のセットにまとめる必要があります。

なお、データベース[タイルセット]の[モード]に設定した内容によって、仕様が変化するものがあります。

タイルセット A

マップ描画の際に、下層扱いとなるセットです。このセットはさらに細かく5つのタイルにわかれており、ほとんどのタイルは"オートタイル" と呼ばれる、境界線が自動的に作成される特殊なタイルによって構成されています。

オートタイルは、原則として下図のような並びのタイル6個のパターンが基本構造となります。

オートタイルの画像で、右下から(8,8)の位置が透明だった場合、そのオートタイルは“森タイプ”と判定されます。森タイプのオートタイルに茂み属性がつけられた場合、右下隅と左下隅の境界線を含む以下の8種類のタイル上では歩行画像が半透明になりません。

A1(アニメーション)

サイズは768×576です。右図のように5パターンのブロックを組み合わせて構成します。基本的に、このタイル同士は、隣接しても境界線が作成されません。
小型船・大型船での通行が可能なのは、このタイルのみです。ただし、歩行できるようにタイルセットで通行設定された場合は、小型船・大型船で進入できなくなります。

A2(地面)

サイズは768×576です。上図のように2パターンのブロックを組み合わせたものを、縦に4つ並べて構成します。このタイルのみ、データベース[タイルセット]の[モード]に設定した内容によって、仕様が変化します。
このタイルにカウンター属性がつけられた場合、テーブルを表現するオートタイルとして使われ、配置した際にパターン下端の12ドット分が下にずれて表示されます。

A3(建物)

主に建物の外観として使われるオートタイルです。サイズは768×384で、オートタイルの集合パターンのみで形成されたものを、横に8つ、縦に4つ並べて構成します。

このタイルは、マップ描画時に縦方向にふたつ以上並べて配置することで、隣接する右側のタイルに影が自動生成されます。ただし、その隣接したタイルがA2(地面)(ブロックCを除く)かA5(通常)以外のものだった場合、影の自動生成は行なわれません。

A4(壁)

主に壁として使われるオートタイルです。ダンジョン生成の壁にも使用されます。サイズは768×720です。オートタイル基本構造と、オートタイルの集合パターンのみを縦に並べたものを、横に8つ、縦に3つ並べて構成します。

このタイルは、マップ描画時に縦方向にふたつ以上並べて配置することで、隣接する右側のタイルに影が自動生成されます。ただし、その隣接したタイルがA2(地面)(ブロックCを除く)かA5(通常)以外のものだった場合、影の自動生成は行なわれません。

A5(通常)

サイズは384×768で、この中にタイルを8×16個並べてください。このファイルに収められているタイルは、すべて通常タイル扱いとなります。上から3、5、7行目のタイルはダンジョン生成の床にも使用されます。

タイルセット B ~タイルセット E

マップ描画の際に、上層扱いとなるセットです。
それぞれサイズは768×768で、この中にタイルを16×16個並べてください。

オーディオファイル(音楽、効果音)

オーディオファイルは下記の保存形式で保存してください。

メタデータにLOOPSTART、LOOPLENGTHという値が埋め込まれていると、その数値に対応するサンプル位置をリピートの範囲として認識します。

ビデオファイル(ムービー)

実行環境によって再生できるファイル形式が異なるため、下記2種類のファイルを同じファイル名で用意してください。

※WindowsまたはMacでプレイするゲームを制作する場合はWebM形式のファイルのみ用意してください。Web上で公開する場合は両方のファイルが必要になります。