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今日からはじめるRPGツクールVX講座

第7回 「お店を作ってみよう」

初心者向けRPGツクールVX講座、第7回目です。
第6回では、みなと町と町にあるお店のマップを作りました。
今回は、みなと町に住民やお店のイベントを置いていきます。

STEP16.町の人を作ろう

さっそく、RPGでは定番の、町の名前を教えてくれる人を作ってみましょう。

[モード]を[イベント]にします。


●新規イベントを作成

町の人を置きたいところ(ここでは座標007,008)にカーソルを合わせて右クリック。ポップアップメニューを出し、一番上にある[イベントの作成]を選びます。

グラフィックと各種オプションを設定する


●イベントグラフィックを選択

[グラフィック]をダブルクリックして町の人の絵を設定します。Actor1の上の段、左から2番目の女性(冒険者)の絵を選択しました。このキャラクターが町の中を自由に歩き回るようにしてみます。


●[自律移動]の設定

イベントの動きは[自律移動]の項目で設定します。通常はタイプが「固定」となっているので、配置した場所から勝手に動くことはありません。この内容を変更することでイベントがランダムで動き回ったり、決まったルートを巡回するようになります。ランダムで歩かせたい場合には、タイプの右にある[▼]をクリックして「固定」から「ランダム」に変更します。ちなみに[速度]はイベントが移動するときの早さ、[頻度]はイベントが移動する頻度を表しています。いずれも通常は変更する必要はありません。[オプション][プライオリティ][トリガー]については、今回は初期設定のままにします。

メッセージを入力する


●イベントコマンド一覧(1ページ目)

基本的な手順は第4回の王様のセリフを同じ方法です。[実行内容]と書かれた下にある「◆」のマークをダブルクリックして、イベントコマンドの一覧から[文章の表示]を選択します。


●イベントコマンド[文章の表示]

[文章]の枠内にカーソルを移動させてメッセージテキストを入力します。町の人のセリフを入れます。ここでは顔グラフィックの設定はしていませんが、お好みで表示させてもよいでしょう。


●町の名前を教えてくれる人

このように、ヒントをくれる人はイベントコマンド[文章の表示]を使って作ります。もちろんヒントだけでなく、ゲームの世界観や設定に関わるセリフを言わせたり、攻略とはまったく無関係なことを言わせてもおもしろいかもしれません。彼らひとりひとりの存在が、作品の雰囲気作りにも貢献できることを忘れないでください。

STEP17.宿屋を作る

次にアイテム屋の店員や宿屋の主人など、お店の人を作っていきます。まずは「宿屋」から設定していきましょう。

[モード]を[イベント]にしておきます。

イベントの簡単作成[宿屋]を呼び出す


●イベントの簡単作成

宿屋のイベントはイベントの簡単作成で作ることができます。宿屋の主人を置きたい位置(ここでは005,012)にカーソルを合わせて右クリック、イベントの簡単作成から[宿屋]を選んでください。

グラフィックと宿泊料金を決める


●イベントの簡単作成[宿屋]ダイアログ

製品版では[グラフィック]のところに最初からおばさんのグラフィックが設定されています。変更したい場合にはダブルクリックしてグラフィックを選んでください。[宿泊料金]というのは、文字通り一泊するのに必要な金額のことです。数値が10となっていれば、一泊10ゴールドかかることになります。グラフィックと料金を決めたらOKをクリックします。


●宿屋イベント完成!

確認のメッセージや音楽は自動的に割り当てられます。


●イベントエディターで編集可能

作成後は通常のイベントと同じように編集することができます。メッセージ内容を一部変更したい場合などはイベントエディターを使って編集しましょう。

カウンター属性のあるタイル


●宿屋イベントとの間にある“テーブル”

さて、テストプレイの前に「テーブルの向こう側にいる宿屋の主人に話しかけられるの?」と思った人もいることでしょう。


●カウンター属性付きグラフィック

実は、ここで使われているテーブルのグラフィックには、カウンター属性というものがつけられています。“お店のカウンター”という意味で、この属性のついたタイル越しにその向こう側にいる人(イベント)に話しかけることができます。ただし、カウンター属性がつけられているのはタイルセットAにある4つのテーブルのみです。それ以外は、机の絵になっていてもタイル越しに話しかけることはできません。

STEP18.武器屋を作る

次に「武器屋」を設定します。イベントの簡単作成の機能では作れないので、通常のイベントとして設定します。

[イベントの作成]を呼び出す


●[イベントの作成]を選択

武器屋の主人を置きたい位置(ここでは008,005)にカーソルを合わせて右クリック、一番上にある[イベントの作成]を選びます。

グラフィックを設定する


●グラフィック選択画面

[グラフィック]をダブルクリックして武器屋の主人の絵を設定します。Actor1の下の段、右から二番目の剣士の絵を選択しました。

イベントコマンド[ショップの処理]


●イベントコマンド一覧(3ページ目)

[実行内容]と書かれた下にある「◆」のマークをダブルクリックして、イベントコマンドの一覧の3のタブにある[ショップの処理]を選択します。


●イベントコマンド[ショップの処理]ダイアログ

ショップの処理では、お店で売りたい品物を選びます。


●[商品]ダイアログ

枠の中をダブルクリックして[商品]ダイアログを表示させます。アイテム、武器、防具のいずれかのカテゴリーにチェックを入れて[▼]をクリックすると、プルダウンメニューでリストが表示されますので、お店に並べたいものを選びます。リストに表示される品は、それぞれデータベースの[アイテム][武器][防具]タブに登録されているものとなります。


●お店で売る武器を選ぶ

武器屋なので、武器のカテゴリーから「002:ロングソード」を選んでみました。ほかにもいろいろな武器を並べてみましょう。商品の登録はひとつずつ行ないます。


●お店の人のセリフを入力

お店の人のセリフを表示したい場合にはイベントコマンド[文章の表示]を使います。たとえば「いらっしゃいませ」のような売買前のあいさつは、ショップの処理の前に設定する必要があります。この場合、実行内容の「◆ショップの処理」を選択した状態でダブルクリックして[文章の表示]のイベントコマンドを設定してみましょう。


●武器屋イベント完成!

STEP19.アイテム屋を作る

武器屋、アイテム屋と分けていますが、いずれも[ショップの処理]を利用します。実際、扱うカテゴリーを分けているだけで、お店の仕組みとしてはまったく同じものです。

[イベントの作成]を呼び出す


●[イベントの作成]を選択

アイテム屋の主人を置きたい位置(ここでは008,005)にカーソルを合わせて右クリック、一番上にある[イベントの作成]を選びます。

グラフィックを設定する


●グラフィック選択画面

[グラフィック]をダブルクリックしてアイテム屋の主人の絵を設定します。Actor2の下の段、一番右の魔女の絵を選択しました。

イベントコマンド[ショップの処理]


●イベントコマンド一覧(3ページ目)

[実行内容]と書かれた下にある「◆」のマークをダブルクリックして、イベントコマンドの一覧の3のタブにある[ショップの処理]を選択します。


●イベントコマンド[ショップの処理]ダイアログ

お店で売りたい品物を選びます。


●[商品]ダイアログ

枠の中をダブルクリックして[商品]ダイアログを表示させます。


●お店で売るアイテムを選ぶ

アイテム屋なので、アイテムのカテゴリーから「001:ポーション」を選んでみました。ほかにもいろいろなアイテムを並べてみましょう。お店の人のセリフを表示したい場合には、さきほどと同じくイベントコマンド[文章の表示]を使います。


●アイテム屋イベント完成!

第7回はここまでです。次回は、主人公パーティーにメンバーを追加するイベントに挑戦したいと思います。

今回のプロジェクトデータ:vx_kouza07.exe (417KB)
※RPGツクールVX体験版では[プロジェクトを開く]の機能を使うことができません。こちらのサンプルデータを読み込むためにはRPGツクールVX製品版が必要となります。あらかじめご了承ください。

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