アイテムを選んで渡すイベントを作る
所持アイテムの中からアイテムを選び、相手に渡すイベントを作ってみましょう。
イベントコマンド［アイテム選択の処理］
パーティメンバーが所持している［大事なもの］を表示し、その中から選択させるには、イベントコマンド［アイテム選択の処理］を設定します。
- アイテム ID を受け取る変数
- プレイヤーが選択したアイテム ID を格納する変数を指定します。なお、プレイヤーがキャンセルした場合は 0 が格納されます。
イベント作成例
複数のプレゼント候補を手に入れ、その中から一つだけ選んで渡すというイベントを作成してみます。
［実行内容］は以下の通りです。
［アイテム選択の処理］でプレゼントするアイテムを選んでもらい、変数に格納されたアイテム ID の数値で［条件分岐］を行って、渡したアイテムごとの反応を設定しています。ここでは、「バラのブローチ」、「ルビーのペンダント」、「古いオルゴール」を渡した時と、それ以外のものを渡した時、何も渡さずキャンセルした時の 5 パターンに分岐させています。
設定が長くなっていますが、分岐ごとに色分けしてありますので、一つ一つの設定は難しくないと思います。この例では、渡したプレゼントによってセリフが変わるだけですので、実際にゲームで使用する際には、この後の展開を設定してください。
ちなみに、くれぐれも以下の点には注意してください。
- 渡すアイテムは、［アイテムタイプ］を［大事なもの］にしておく。
- 渡すアイテムの［使用可能時］を［メニューのみ］もしくは［常時］に設定しておかないと、渡すアイテムとして選択出来ない。
●アイテム選択ウィンドウから、渡すアイテムを選択する
●渡したアイテムによって、反応が変わる