新たな機能が追加された、文字やイラストの表現に関わるコマンドを解説します。
イベントコマンド「文章の表示」を使用し、より多くの文字表現が可能になりました。
新たに「名前」項目が追加され、メッセージ画面近くに話者の名前表示ができます。
また、以下3つの制御文字が追加され、細部までこだわる文字表現が可能です。
\PX[n] | 行の文字位置をnピクセル分、横にずらす |
\PY[n] | 行の文字位置をnピクセル分、縦にずらす |
\FS[n] | フォントサイズをnサイズにする |
文字色をつける演出も作りやすくなりました。
文章入力欄で右クリックから「色番号の挿入」を選択すると、色を確認しながら色番号挿入ができます。
文字色を変化する制御文字「\C[n]」を使った文字表現作成が効率的になります。
イベントコマンド[ピクチャの移動]の[イージング]項目から4つのタイプが選択できます。
基本的には[一定速度]のままで問題ありません。
より滑らかな移動や画像表示を再現したい場合は必要に応じて変更しましょう。
イベントコマンド[条件の分岐]の「ボタン」動作内容がより細かく設定できるようになりました。
並列処理と併用することで、長押し時にも押された直後のみ判定されるボタン操作処理や、長押し時にも短い間隔で連続的に処理が行われるボタン操作処理を作成できます。
イベントコマンド[変数の操作]及び[指定位置の情報取得]から取得できる数値情報が増えました。
ゲームデータに「直前」が追加され、直前のデータを取得できます。
変数オペランド「直前」
また、項目「アクター」と「敵キャラ」から「TP」も選択可能になりました。
選択可能な[場所]に「キャラクターで指定」が追加されました。
プレイヤーやイベントの地形タグやリージョンIDをコマンド1つで取得できます。